という事で、本日は新築注文住宅を建築していくうえでの、建物以外に何が
どれくらい費用が必要なのかを書いていきたいと思います!
□給排水、雨水関連
・給水2~30万円
仮に全面道路からあなたが建築する敷地内まで水道管がすでに引き込まれているとして、
引き込まれたところから、キッチン、お風呂、トイレなどにお水を引っ張る配管工事の費用です。
・排水2~30万円
給水をすれば必ず排水も必要です。今度は、キッチン、お風呂、トイレなどから、
建築地の前面道路に埋まっている下水管に排水するための配管工事の費用です。
・雨水15~30万円
雨水も個別で配管を作らなければならないのです。
屋根やバルコニーなどから、樋などを利用して雨のルートを作り、前面道路の側溝に
流したり、敷地内に浸透させたりする為の費用です。
□付帯工事 30~50万円
こちらは、メーカーによって呼び方は様々ですが、要は建築工事をする際の、
足場を作ったり、近隣に迷惑が掛からないように養生を張ったり、フェンスを作ったり
道路の使用許可をとったりする諸々の費用です。
□外構工事費80万~300万円
庭、駐車場、玄関アプローチ、自転車置き場、門扉門柱、フェンスなど、家の外部を
担う工事です。こちらは、建築主のこだわり具合によって、かける金額が大きく異なるので、
あえて幅を持たせて書かせていただきました。
□土地関連
こちらは、土地から購入される方限定となります。
※土地の価格が1500万円の場合を例にご紹介
・土地本体価格
→1500万
・土地購入時仲介手数料 土地本体価格×3%+6万円×消費税
→1500万円×3%+6万円×税=約52万
□融資関連諸費用
こちらは、住宅ローンを組まれる方限定です。
・融資手数料 5~10万円
・融資保証料 目安融資金額の2%程度
→3000万円借入の場合は、約60万円 ※金利上乗せでの支払い方法もあり
・融資契約時 印紙代 2~4万円
□登記費用 30~60万円
土地や建物を購入者の名義にする際に司法書士に支払う費用です。
□地盤改良工事費 50~100万円
購入した土地が、建築を行うにあたり、セメント杭や鋼管杭が必要になる場合は、
ほとんどのハウスメーカーで追加費用が発生します。
□残土処分費20~30万円
上記、地盤改良のため杭を打つとなると、その際に大量の土が掘り出されます。
広大な敷地で、その土を敷地内に撒ければよいのですが、多くの場合は廃棄処分を行います。
という事で、建築価格以外にも結構かかりますね。
また、これは余談ですが、「建築価格」に含まれている内容やグレードも
ハウスメーカーによって大幅に異なります。
購入の際は、坪単価の中に何がどれだけ含まれているのか、しっかり確認してから
購入することをお勧めします。
CISSでした。